影の声

Q&A　豆知識

影の声

影の声１：
請願書の大部分は受け取り担当係官が受けとったあとは、大臣官房のどっかの引出しに入るだけでしょ。文化庁長官になんて届かないし、きっと担当課長さえ読まないよ。

主催者:
一般論は当たっていますけど、今回はちょっと事情が違います。文化庁でも文科省でもこの署名運動の噂はかなり広がっています。ですから、請願書の提出の事実、署名の数はきっと行政のトップ集団の耳に届くでしょう。

影の声２：
署名が数千集まったって、こんなマイナーなこと、新聞もテレビも取り上げやしない。結局世間の関心事にはならないさ。

主催者:
そうとばかりは言えませんよ。署名運動のずっと前から、注目している記者はいるし、投書記事とか取材記事もちらほら載ってますよ。１０日あまりで署名が１万に迫れば、興味深い現象として取り上げられる可能性は十分あります。複数の新聞で取り上げられたら、テレビも動くでしょう。

影の声３：
役人って、一度方向が決まるとそれをみんなで必死に守ろうとするもんだ。公共事業だってなんだってそう。だから日本語教育部門廃止が撤回されることなんてありえないさ。

主催者:
たしかにきついのは事実。でも役人も一枚岩というわけではありません。もともと廃止すべきじゃないと思っていた役人にとって、世間の声は追い風になります。また、完全な撤回がなくても、条件の部分でそれなりの修正が加わる希望は十分あります。

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